昭和40年代の後半に基盤を確立したジーンズメーカーは、その発生母体や所在地がさまざまでありながらも共通の商品認識と一元的な小売店市場のおかげで暗黙の利害一致の気運の内に急成長してきました。
しかし昭和55年に制定された通産省、工業技術院による衣料品の「JISサイズ規格」に業界全体として対応する活動の統一化を実現するため、昭和56年(1981)7月に全国からジーンズメーカーが参集して当協議会が設立されました。
アメリカ式インチ呼称を一部勘案したセンチ表示自主サイズ規格や体系別身体寸法表など、業界こぞっての運用により今では製造はもとより小売、消費者段階までも広く知られ、製品に表示されている状況はご承知のとおりです。
その後活動内容の充実を図り、ジーンズの商品分類別生産統計調査の発表(昭和57年~平成24年)、ジーンズの一般大衆への啓蒙を目的とするキャンペーン活動等を推進しています。