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『布をアップサイクルする』染色加工場が、使われない布から新素材を開発。【セイショク株式会社 NUNOUS事業部】
NEWS
2020.04.17
NUNOUS[ニューノス]は、使われない布をアップサイクルした素材です。 自社工場で発生する規格外品の布を、反毛せずに生地のまま重ねて作っています。
ホテル等のインテリア用途で採用されてきましたが、2019年に縫えるほど薄くすることに成功しました。塊のままタイルや木のように使うこともできますが、薄くすると光を通し、縫うこともできます。
・レザーのような耐久性とキャンバスのような適度な耐水性を持ちあわせています。
・抜き型裁断可能でフリーカット性があるので、デザインによっては無縫製の商品化も可能です。
・表裏がないので両面使用可能で、布感の残る独特な手触りも特徴の一つです。
わたしたちは、デニムやレザーや人工皮革、木やタイルや石のように、素材として当たり前にアップサイクル素材が扱われる世界を目指します。
当社の創業は1880年。倉敷市で軍服生地の製造からはじまりました。以来140年の間、一貫して繊維業を営んでいます。1942年から染色事業を手掛け、現在では年間約2,000万m²の布地や人工皮革を染めて国内外へ出荷しています。2013年から布のアップサイクルの研究を開始。2020年4月には、NUNOUSを全面に使用したショートウォレットのクラウドファンディングをMakuakeで開始。
[詳細はこちら]
https://nunous.jp/
http://seishoku.co.jp/